焼き芋の味
昔はストーブのお出ましと共にストーブの上で焼き芋を焼いたり、ぜんざいを作ったものです。
先日の新聞記事に正岡子規の手紙から引かれた言葉がのっていて、1901年11月6日ロンドンの夏目漱石に宛てた中に「僕ハモーダメニナッテシマッタ」とあり、続いて「倫敦ノ焼芋ノ味」を教えてくれと頼んでいる、とありました。
1901年の日本の焼き芋の味をも知りたいですね。
こう書いているうちにも、あの匂いや色が目の前に現れてきます。今日のように寒いと、小さなトラックで家々を回ってくれる焼き芋屋さんが懐かしくなりますね。
少しずつ寒くなりますが、みなさん風をひかれませんように、お過ごしください。